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私のミニカーショーケースに鎮座する3台のF1カー。どれも90年台のクルマ。

左のマクラーレンMP4/8はホンダエンジンを失ったマクラーレンが、ベネトンの使ってるフォードエンジンの型落ちカスタマーエンジンを載せながらも、コンパクトで優れたパッケージングであったためセナの手によって予想以上に活躍したクルマ。

真ん中のウィリアムズFW14は言わずと知れたバランス最強のクルマ。レッド5がノーズに光るこのマシンは、晩年のマクラーレンホンダのようにエンジンパワーに頼るわけでもなく、空力とアクティブサス等の装備によりパッケージングに優れたクルマ。

右のジョーダン191はミハエルシューマッハのF1デビューマシン。これまたホンダやルノーより非力といわれたフォードエンジンを搭載しているものの、その先鋭的な空力デザインをはじめとしたパッケージングの妙で上位チームに食い込んだマシン。

そう、私はトップばかり快走しているパワフルで優れたマシンよりも、非力なF1マシン(FW14はそんなに非力じゃないけど)に惹かれるのだ。



さて、そうした観点から見ると、今回のカナダグランプリは最高に楽しめた。
非力マシンが好きな私からしたら、去年まではまったく面白みに欠けたレッドブルが、今年はルノーエンジンの不甲斐なさに悩まされている。しかしシャシーは奇才ニューウェイが手がけているからコーナー等では悪くない。ストレートが遅いだけ・・・なんとも素敵な条件が揃っている。

そして、結果はご存知の通り、レッドブルチームのリカルドが初優勝を飾りメルセデスの連勝はストップ。私はラスト2周でデブリ(コース場のタイヤカス)を踏みながらも性悪ペレスをオーバーテイクしたベッテルのスピリットに王者のプライドを感じて小さくガッツポーズをし、初めての表彰台に素の表情で喜ぶリカルドにテレビの前から拍手を贈った。

今回壊れたメルセデスは今後も頭抜けて速そうだが、それに次ぐ集団のバトルはレッドブル、ウィリアムズらが沸かせてくれるだろうし、天才ふたりのフェラーリだってきっと上がってくる。

小排気量ターボでエンジン音に迫力がなくなったって、それが市販車技術の向上、モアパワー、モアエコロジーにつながりファントゥドライブを損なわないエコカーの開発に繋がるかも知れない。

FIAの素っ頓狂なレギュレーションには辟易するが、それでもF1はやはり自動車最高峰のレースであり、一流の腕と精神力を持ったドライバー、チーム、メーカー、スポンサー、オーガナイザー、それらの人間の思惑が交錯し、いつの時代もドラマティックである。


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今年もF1も十分に面白くやはり目が離せない。これでこそ、レッドブルの電光看板をガレージに導入した甲斐があったというものだ。



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「最後のはとんでもないこじつけですよねぇ?」



うっ・・・こわいぞ、ソール!







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