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私は目の前の景色の歪みに敏感な目を持っているようで、通勤電車で座っている目の前に立つ気遣いのないひとが、新聞や雑誌が目の前に垂れ下がれば、車内トラブルのため電車遅延の原因になりそうなほど平常心ではいられなくなるし、フィッシングにつかう愛用のタレックスレンズを用いたZeal製偏光サングラスも、眼鏡店のチューニングが入った、メーカーの市販品よりも平面に近いフレームとレンズを持っている。

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だから、メンテナンスやフェアに乗じていろんなアウディに乗せてもらい、どれもイイクルマだとは思うけれど、フロントグラスの湾曲具合が目に合わなかったA3だけは、買うことはないだろうなと思っていた。

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そんな、ややアウトオブ欲しいクルマにあったA3にRS3スポーツバックが登場し、「今回は」日本導入されるとあっても、さして興味を抱くこともなかったものの、いざエンジンをかければ、ドスの効いたサウンドに期待を抱かされ、いざ乗ってみれば、一般道へ出た瞬間に「十分なチカラ」ではなく「有り余るチカラ」を持つクルマであることに心踊らされ、高速の左から右車線へ移りアクセラレーターを深く踏み込んだ時点では、おおよそこの2.5L 5気筒ターボが、アウディ伝統とはいえ北米ジェッタの流用品がベースではないのか?なんていう疑念は意識から消え、その暴力的な加速とアウディならではのよくデキた機械感からくる無機質なドライバビリティバランスに、気づけば欲しいクルマになっていた。

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電動ではなく、あえて手動なスポーツシートの他は、AやSに比べスポーツ感が強いわけではない内装、日本仕様はフロントバンパーのエアインテークあたりのシルバーも、ボディ同色に塗られ、さりげなく「背中で語る」といわんばかりの太い2本のエギゾーストとやや張り出したフェンダーくらいがRSの証にとどまるから、それに700万円以上を対価として支払えるかどうかは人によるだろうし、実際私はその対価を支払おうとは思わない。

ただし、一番重要であろう経済的理由、買えるか買えないかを無視すれば、私の買わない理由は別にある。

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それは、このクルマのフロントグラスも、私の目は素直に受け入れることができない湾曲率かなにかを持っているから。

買わない理由は、それだけである。





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